今、この時のことをもう一度思い起こして、はじめて船旅を試みようとする人たちへの誘い水にしてみたい。私は子供の時から船が好きだった。昭和初期の生まれで、小学生当時は軍国主義のさなか無敵帝国海軍が存在していて、その軍艦の写真集などを手に入れ軍艦の知識を深めていった。同時に商船の本も読んで、どんな客船がいるかを知った。当時京都に住んでいた私が初めて乗った船は琵琶湖めぐりの遊覧船、そして四国徳島へ行く船や客船。
[参考サイト]
ブリーズベイホテル・リゾート&スパ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad389663/
佐世保ワシントンホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad303102/
奥琵琶湖マキノプリンスホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad326772/
徳島の小松島港と大阪天保山桟橋までのおよそ五時間の船旅は印象に深く残り、学校の図画の時間に描いた船上の風景の思い出の絵は七重丸の傑作だった。この時以米船旅にとりつかれたのかもしれない。さて、海外旅行の機会ができて、なんとかして船に乗りたいと思った。団体行動だから途中で別れて大西洋横断を船でというのはむずかしい。そこでサンフランシスコから太平洋を日本へ向かうのがいちばん可能性がある。今と違って留学生や海外移住者以外船旅をする観光客などいないので情報もとぼしい。幸い私の兄がとうに日本を脱出してサンフランシスコに移住していたので、ここから情報を得た。太平洋戦争後、太平洋航路として活躍していたアメリカン・プレジデントニフインズの「プレジデント・ウイルソン号」、「クリーブランド号」がいる。大阪商船の南米航路の移民船「あるぜんちな丸」、「ぶらじる丸」もロサンゼルスやホノルルに寄っている。