スパこそホテル、という潮流

2011.10.29

老舗のホテルオークラが大掛かりな工事を敢行してスパを開設したことは、スパの流行に乗り遅れてはならないという気持ちがうかがえて興味深い。というのも、昨今、新規に開業する高級ホテルには必ずと言ってよいほどスパが併設されているので、既存のホテルでもこぞってスパを新たに開設するか、営業してきたスパをさらに充実させる方向に動いているからである。ハイアットリージェンシー東京は○六年に、二七階のフランス料理レストランを改装して約五〇〇平方メートルのスパを設けたし、ウェスティンホテル東京は○七年に、事務所があつた四階に約七六〇平方メートルのスパを開いている。

[Pick Up]
会津東山温泉 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50064.html

ナゴヤドーム ホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/theme/park/nagoya_dome.html

中野サンプラザ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad395806/

三井ガーデンホテル京都三条 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad345376/

松島 ホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad312632/

そんな中、ホテル名にスパを冠して強調するホテルも現われてきている。例えば、○四年に開業したヒルトン小田原リゾート&スパである。これは、九八年に当時の雇用促進事業団がスパウザ小田原として開業したホテル。後に小田原市が取得し、ヒルトンに運営を委託されて生まれ変わったのだが、スパと銘打つだけあって施設が充実している。バーデ棟と呼ばれる別棟にはトリートメント用の個室のほか、ドイツのバーデンバーデンにあるカラカラ浴場を模した水浴施設があり、そこでは水中でのストレッチ運動が体験できるし、その上には天然温泉大浴場も備わっていて、まさに総合的なスパとなっているのである。JR・小田急線の小田原駅から車で一五分程度と便利な場所にあり、客室のバルコニーからは相模湾を一望でき、開放感満点だ。スパは美容と健康を増進させるということで女性を惹きつけ、その存在は、ホテルの人気を左右するようになってきていると言われるほど。そこで、スパとは何かといった基礎概念を解説したコラムや、女性たちのスパ体験座談会を後に掲載した。