新婚旅行は、絶対海外に行きたいと、ずうっと前から決めていました。念願かなって良縁に恵まれて、晴れて結婚式をあげることになりましたが、なかなかハネムーンの行き先が決まりません。実は、彼も私も海外旅行に行ったことがないのです。どちらかというと、普段は彼が主導権を握ってものごとを決めて、私は彼に従うのが好きなのですが、未経験の海外旅行にはちょっと自信がなさそうなのです。かといって、私も英語がさっぱりわか
ツアー添乗員さんのぶっちゃけ話... の続きを読む
都心再開発におけるホテルは、大きく二つに区分することができる。第一は再開発された敷地にホテルが単独で出店する場合であり、第二は再開発にともなう複合ビルにホテルがテナントとして出店する場合である。前者の代表は新宿副都心に昭和四十六年に開業した京王プラザホテルであろう。新宿副都心には、その後、センチュリーハイアット、新宿ワシントンホテル、東京ヒルトンインターナショナルが開業して、一地域で四〇〇〇室を上
都心再開発におけるホテルの二種の出店スタイル... の続きを読む
今年の正月、妙高高原駅から上り特急〈あさま〉に乗った。年末年始を故郷で過ごした帰省者やスキーを楽しんだレジャー客のリターンーラッシュのピークで車内は満席!指定席車なのにデッキは人波で埋まり、洗面所は占領され、客室の通路も立ち客の列だ。碓氷峠の急坂のシェルパー補助機関車を連結・解放する軽井沢・横川でホームの散策を楽しむどころかトイレに行くのも億劫になり、上野まで4時間近くも自席に。箭城多して頑張った
「坊や、急行よ!」... の続きを読む
1週間以上の湯治なら、いわゆる古くからの湯治場の宿に向かうことになります。湯治場としてトップ級と言えるのが、東では山形県の肘折温泉、西では山口県の俵山温泉です。どちらも、温泉街全体が湯治場としての風情と機能を保っています。肘折温泉は、今でもその主役は湯治客です。鉄筋コンクリートの宿もありますが、これも湯治客向けに造られたもの。ここでは、朝5時頃になると、賑やかな話し声で起されてしまいます。というの
温泉街の中に市が立つ... の続きを読む
かつて人間は、資源を食い荒らすだけの生き物だった。私が生まれた北海道などは、海も山も食い尽くされた土地かもしれない。かつては食い荒らした結果を考える必要のないほど、資源が豊かだったのである。直入町は、長湯温泉は、まだまだ豊かだ。それはもう、町に入ればすぐに分かる。温泉の乱開発、景観の喪失に気をつけていけば、これから大分を、いや九州を代表する魅力ある地域に育っていくだろう。だから、今のうちに温泉を増
全国初の「温泉資源涵養条例」を成立... の続きを読む
湯治宿でいちばん大切なことは、もちろん入浴です。ただし、やみくもに数力月も続けて湯につかったからといって、そのぶんだけ余計に温泉の効能が得られるというわけではありません。かつて湯治が全盛の時代でも、湯治生活は三、四週間でいったん切り上げたものでした。ヨーロッパでも同じです。同じ温泉につかりつづけると、体が反応しなくなるからです。成分の刺激に対して体が慣れてきてしまうわけです。私たちの健康な体を仮に
湯治の期間は三、四週間が効果的... の続きを読む
駅に戻り、再びバスに乗って鹿教湯温泉に向かう。上田駅から一時間と少し、鹿教湯温泉街に着く。鹿教湯温泉、文字通り、鹿がその存在を教えた温泉と伝わっている。日本各地の温泉には大抵そんな伝説がある。例えば、北陸の山代温泉は鳥が傷を癒すのを見て、湧き出る温泉に気付いたという。猿や熊が入る温泉は今も各地に残る。動物は本能で温泉の効能を知ったのだろう。が、この鹿教湯は、少し話が異なる。古く、この丸子の里に信心
文殊菩薩化身の伝説が残る鹿教湯温泉... の続きを読む
私の基本的なスタイルは、立地条件を最優先して、部屋数はせいぜい100室までの小型ホテルを選び、そこの上のクラスの部屋を予約します。立地条件がいいということは大体街の中心部になります。小型ホテルはレストランが一つしかないとかロビーも狭いなど高級感はありませんが、無駄な設備もなくて使いやすいことが多いようです。こぢんまりとしているだけに、入り口は1ヶ所だけで、フロントの目が届きやすいので、セキュリティ
ホテル選びの基本的なスタイル... の続きを読む
私が選ぶ席は、ギャレーまたはトイレから5列目くらい前後の通路側CかHです。絶対的な理由はありませんが、適当にトイレに近くて空いたときにさっと行けるからです。ジャンボ機なら、最後尾4、5列の窓際を注文します。ジャンボ機の胴体は後部で細くなるため窓側の席は2席並びになります。窓側の席と壁との間に中途半端な隙間が出来るため、ここに手荷物を置くことが出来てとても楽になります。機材によっては蓋付きのボックス
飛行機の座席選び... の続きを読む
からだへの負担が少なく、心臓や血圧に不安のある人や高齢者にも安心なのが、ぬる湯である。温泉の楽しみからいっても、だれもが気持ちよくのんびりゆったり浸かれる。ぬる湯のよさはもっと見直されていいと思う。湯の温度がヨーロッパ並みの三八度くらいで入浴するものを「微温浴」という。微温浴は副交感神経のほうに働きかけるので、脈拍数は減り、血圧を下げ、胃液の分泌を促し、たかぶった精神や神経をしずめる効果がある。そ
ぬる湯でこそ快適な温泉体験... の続きを読む
国内においては「全国炭酸泉シンポジウム」を開催し、全国に「炭酸泉の長湯温泉」をアピールした。そして同時に本格的な温泉療養の先進地、ドイツのバートナムハイムとバートクロチングンという二つの都市と友好親善関係を結んだ。前年日本の自治体には、ふるさと創生資金一億が交付されることが決まっていた。直入町の素晴らしいところは、これを箱ものに使うのではなく、もっぱら人材と文化の交流に投じたことである。これが見事
ドイツとの人材交流が経済活動を伴った... の続きを読む
成功したのがパークハイアット東京の「ニューヨークーグリル」である。品川プリンスホテルの巨大ブッフェ「ハプナ」と共に、東京のホテルレストランで最高の売り上げを続けるこのお化けレストランは、パークハイアット東京のブランドイメージの上昇に多大な寄与をし、客室単価の日本トップ記録に貢献した。そのパークハイアット東京が、10周年のリニューアルの最初に取り組んだのがデリカテッセンの拡大である。現在もホテルメイ
味で攻めこんでくる外資... の続きを読む
うまく展開された場合には、他のチェーン化方式にはみられない数多くのメリットが認められる。まず本部企業にとってはチェーンを拡大するための資金はもとより、人材までも自社で調達する必要がないのであるから、チェーン化は急速に進行する。チェーンが拡大すれば販売面では知名度が上がり、チェーン独自の予約網の整備も可能となる。加盟料やロイヤリティ収入は本部にとっては安定した収入源となる。フランチャイジーにとっても
フランチャイズ方式の長所... の続きを読む
日本にチップ制度がないというのも素晴らしい点の一つだと、トンプソン総支配人は指摘する。サービス料が存在するにしても、チップ収入を当てにしない日本人と、チップを目当てにサービスに従事する海外のホテルマンでは、精神構造が全く違うというのだ。「日本人には、こういうことをしたら、いくらチップがもらえるという発想がありません。だから、本当に心からのサービスが生まれます。海外からの旅行者は、自分のポケットに一
求められる柔軟性のあるサービス... の続きを読む
「なかなか思い通りの形にならなくて首が落ち着かない」とか「感触が硬くて首が疲れる」ということがほとんどない。だから、枕に対してどんな好みを持っている人でも納得してしまうというわけ。東急インでは、このテンピュール社の「コンフォートピロー」という製品を採用した。東急ハンズなどでは一万五〇〇〇円で販売されている商品である。投資額は一億円には満たないものの、数千万円単位の後半。たかが枕とは言えない金額であ
枕にこだわる時代に... の続きを読む
リゾートという言葉には、保養地や行楽地のほかに「しばしば通う」という意味があるのをご存じだろうか。例えば、辞書には私たちは、夏にはしばしば海岸に行くという用例が載っているが、そうすると、本来のリゾートというものは、もう少し身近な所に求めた方が無理がないのかもしれない。いまから十数年前、アーバンリゾートとかシティリゾートという言葉が人の口に上るようになった。東京ディズニーランドの周辺にホテルがいくつ
身近な存在としてのリゾート... の続きを読む
広く注目を集めているグランドハイアット東京だが、その進出決定までには紆余曲折があった。当初、森ビルは賃貸借契約でホテル経営会社を募集した。九五年のことである。大まかな建物規模と客室数が提示されたその募集には、国内外のホテル事業者九社が応募した。東京ドームが八個入ると言われる巨大な再開発地に、外国人の間で知名度の高い六本木にぜひとも自社のブランド名を刻みたいと考えたハイアットも応募した。しかし、ハイ
誕生までの一つの壁... の続きを読む
旅に深くかかわるものに留学がある。遣唐使の時代、本場と思われた中国で仏教を学ぶ留学僧がいた。また幕末の開国以後、先進文明の本場である西洋で学ぶため、留学生か数多くヨーロッパ、アメリカにわたった。しかし、全部が全部、国家のためを思い、先進的な思想や技術をもち帰らねばならないという切迫感をもって行ったのかどうか。むしろ「遊学」という言葉がぴったりの行動もみられたはずだし、ひと目外国を見たい、外国に行き
「旅行」のもたらすもの... の続きを読む
日本人と温泉の長い関わりの歴史の中で、有形無形の「温泉文化」が育まれてきた。野沢温泉(長野県)の麻釜源泉で野沢菜をゆがくと色が鮮やかになり風味が増すという。信州の風物詩ともいえるこうした光景は、野沢温泉村の人々の生活に深く根差した文化といっていいものだろう。それだけではない。温泉は日本人の精神史を形成してきた。歴史のある温泉地なら必ず共同湯(外湯)がある。日本人の専売特許である「和」の精神は、この
輪になって和を極める... の続きを読む
ホテルの起こりについて触れておこう。人の移動があるところ、どこにでも宿泊施設の必要がある。紀元前のシルクロードにも、馬小屋付きの宿泊所があった。今でいえばちょうど「駐車場完備」といったところ。だから、宿泊所としてのホテルの起源は人類の移動とともにあった、といっていいだろう。しかし、今のホテルのルーツとなるとその原型の起源はもう少し後になる。ホテルという呼称の起源については諸説がある。一一世紀頃、ヨ
「ホテル」という名前の起源と変遷... の続きを読む
宿に尋ねることである。「お宅は源泉流しっぱなしの温泉ですか、それとも循環風呂ですか」と。私はこれを全国に広めたいと思っている。二万円近い宿泊代を払って温泉を楽しみに来たのに、結局循環風呂だと分かったのではつまらない。相手がどこまで正直に答えるかは分からないが、少しでも不安があるのならば一度は聞いてみるべきだろう。その対応の仕方によって、宿の良し悪しを判断するもひとつの方法かもしれない。日本人はかつ
宿に尋ねる... の続きを読む
日本人にとって、「温泉は水や空気みたいな存在である」と私は考えています。あって当たり前、でも、なくては困るものです。洞爺湖温泉に生まれ育った私としては、そんな温泉に脚光が集まりはじめたことは嬉しいかぎりなのです。しかし、一方で、若者の間に温泉に向かう動きが出てきたことには危機感を募らせています。去年の春くらいから、なんとか日本の現状を救いたいと、温泉を研究する立場から思うようになりました。個性が大
温泉は水や空気みたいな存在... の続きを読む
日本では、公衆電話がいたるところに設置されています。その日本に比べると、海外の公衆電話設置数はきわめて少数です。小銭とはいえ公衆電話には現金が入っており、盗難の対象になります。こんなところにも、日本と海外との治安の差があるのです。たとえ公衆電話が見つかったとしても、日本とはかけ方が違うため、必要なところへつながるまでかなり手間取ることにもなるでしょう。海外携帯電話を持っていけば、公衆電話を探す必要
海外の公衆電話は不便... の続きを読む
「社員旅行」こそが古きよき温泉を衰退させる一因であり、「悪い温泉文化」の象徴のようなものでした。温泉地への社員旅行というのは、「温泉に浸かる」ことが主目的ではありません。大広間で全員そろって食事をし、「今日は無礼講だ」などといいながら浴びるように酒を飲み、ある者は近くのストリップ劇場へ足を運び、ある者は朝まで部屋で麻雀に興じる。若い人にはピンとこないかもしれませんが、それが昔の社員旅行というもので
社員旅行こそが悪い温泉文化の象徴... の続きを読む
私は食べることがとても大好きでおいしいものを食べてる時が本当に幸せって感じます。最近は全国のグルメにハマっていて、そんな全国のおいしい食べ物が楽しめる物産展なんかが大好きなんですが、ここまで食にこだわるのであればいっそのことグルメ旅行にでも出かけてみようかなって思ったりもします。全国津々浦々おいしいものを食べる旅なんてとても贅沢ですよね。ちなみにひとりでグルメ旅行をしてもさみしいので、母と一緒にグ
母とグルメを楽しむ家族旅行... の続きを読む